発表会などの舞台のビデオ撮影を上手く撮るには
2月に入って学校・幼稚園に通うお子様をお持ちの方には発表会や卒業式など
様々なイベントが控えていることでしょう。
そこでビデオカメラを撮ろうと思っている方へ
少しでも上手く撮れるように私からアドバイス出来たらと思っています。
というのは発表会や卒業式など距離のある撮影は少しのカメラのブレでも大きく揺れてしまい
プロのカメラマンでも難しいのです。
もちろん手持ちで上手く撮るのは難しいので、三脚を使いたい所です。
しかし多くの人が観覧する場所では、三脚は幅を取り過ぎてしまい、周りに迷惑になります。
学園行事では三脚での撮影を禁止している所が多いです。
そういったときは狭い場所でも固定ができる一脚での撮影をお勧めしてます。
一脚でしたら場所広くとることもなく固定した撮影ができます。
しかも一脚でも足の部分が三脚となり自立式のものがあります。
これなら場所を取らずに固定した映像を撮ることができます。
操作としてはヘッドに軽い雲台を乗せてカメラを動かすという感じです。
雲台はあまり重いものでなく軽いものを乗せましょう。
それとどうしても一脚が使えない環境であれば、ショルダーパットを肩につけてカメラを固定する方法があります。
これならブレを多少抑えられます。
それと長時間の手持ち撮影ができます。
とにかく距離のあるビデオ撮影はブレないようにどう対処するかが大切です。
ビデオカメラによってはフィックスモードというものがあり、
フィックス(動かない絵)に対して強力な手ぶれ補正をかけてくれるものです。
お手持ちのビデオカメラの設定をよく見てみましょう。
こんどは設定です。
ビデオカメラの露出が舞台などの照明がかかったところに対して
光飛びしてしまいうまく撮れない場合があります。
これは明るさをカメラ側が画面全体を通して平均の明るさに調整する為、
特に舞台の明るい場面を無視して調整してしまうことから起こります。
これに対してはカメラ側のシーン設定を「スポットライト」にすることで対処できます。
「スポットライト」設定ではカメラ側が一番明るい場所に露出を合わせてくれる為
舞台上の突出した明るさに対応してくれるのです。
もし「スポットライト」等の設定がない場合は
AE(オートで明るさを合わせる数値0が基準)の設定をマイナスにして調整しましょう。
そうすることによって全体の明るさを整えることができます。
最後に距離のある撮影で注意することは
お手持ちのカメラの望遠機能をしっかり確認することです。
ハンディカムなら望遠機能が大体12倍までいき問題ないのですが、
もし一眼レフで撮影を考えている人がいたら注意が必要です。
一眼レフだとこのハンディカム12倍の望遠は、35mm換算で240mmほどの望遠レンズが必要です。
この望遠だと高額なものが多いので一度撮る位置と合わせて撮影スタイルを考えてみましょう。
色々綴りましたがビデオカメラ性能を知り、環境にあった撮影ができれば
きっといい撮影ができることでしょう。
皆さんのビデオ撮影がうまくいくことを願っております。
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