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現役ウェディングカメラマンが語る「失敗しない余興映像」とは?

失敗しない余興映像とは?

こんにちは

今回は結婚式映像を7年間撮り続けているカメラマンとして

「失敗しない余興映像」について語りたいと思います。

 

7年の間、年間100件の結婚式を撮り続けていたカメラマンが見た

失敗した余興映像から語りたいと思います。

 

まず失敗その1

「地元ネタで大失笑」

これは私が実際見てきたものなのですが、

地元ネタでひたすら押し通す映像がありました。

これは新郎が笑ってくれればという映像で新郎自身にはよかったと思うのですが、

会場が静かになってしまいました。

原因はやはり地元ネタだと他人には理解しにくいということです。

内容も笑いを狙いにいった内容となりそれが完全に滑ったという形になってました。

 

失敗その2

「内容がない映像をひたすら10分間」

これも会場がヒンヤリしていた映像でした。

こちらの内容は具体的に田舎から都会の披露宴会場に向かうという

ロードムービーでした。

アイディアはよかったのですが、車運転シーン等の会話が聞き取りにくい部分もあり

映像としては退屈なものになってました。

 

失敗その3

「映画のアフレコ映像で大滑り」

こちらはある映画のアフレコをやっており新郎新婦を笑わそうと思って作った映像でした。

そのアフレコ映画は「アウトレイジ」で

名優たちのアフレコをしたのですが、単純にネタの質が低く

その世界観に入り込めない人が多く失敗となりました。

 

失敗その4

「結末がない」

こちらは新郎の故郷を歩くといったものだったのですが

全体的に何に向かっているのかわからなく結末が無く終わってしまったものでした。

会場全体がひんやりしていたばかりでなく新郎新婦までも「?」となっていて

見るに堪えない状況でした

 

 

 4つの失敗から学ぶもの

 

・ネタは自分たちだけでなく相手側のことも考えて作る

・コンセプトを大切に全体的なにをするかをはっきりさせる

・映像のクオリティーや内容をある程度しっかりさせる

・映像のオチや結末を大事に

この4つをしっかりすれば「滑らない」わけではないですが最低限必要なものです。

実際成功だなと思った映像は

新郎をからんだ新婦へのサプライズムービーだったり

お互いのお義父さん、お義母さん、からのメッセージだったり

「新郎新婦への映像」というものがしっかりしたものでした

 

実際自分で作ったことのある経験から

 

実際私も友人と余興映像を作った経験から

やはり時間をかけないと成功は無いなと感じます。

映像のクオリティーには自信があるのですが(映像を作る仕事ですから)、

内容をそろえる為にはみんなで会議して

撮れるもの、撮れないものを割り出し撮影に入りました。

しかし実際撮れなかったものが多く

その素材での編集となりかなり苦労した経験があります。

プロでもそう感じるので良い素材がなければ編集は難しいのです。

時間がもしあるのでしたらしっかり台本を作ってオチをしっかりさせるべきです。

 

もう時間が無い人へのおすすめ

 

もう披露宴への時間がない人へのおすすめは

面白い人だけをピックアップするか

面白い過去写真・映像を使用する

披露宴に披露宴に来ない人からLineなどでメッセージを集める

しかありません

ただこれも時間を要することがあるので注意です。

 

 

以上ウェディングカメラマンがみた失敗しない余興映像についてでした。

ご参考になればと思います。



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